不動産売却で失敗しない!信頼できる会社の選び方【4つの注意点と高く売るコツ】

不動産売却で失敗しないための会社選び。タブレットで物件情報や内装写真を比較検討する夫婦の様子。
  • 不動産を売却したいけれど、どの会社に依頼すればいいかわからない
  • 査定額が高い会社を選んでも本当に提示された価格で売れるのか不安
  • できるだけ高く、スムーズに不動産を売却したい

不動産売却を成功させるには信頼できる不動産会社を選ぶことが欠かせません。適切な会社を選ばないと売却価格が数百万円も下がったり、成約までに長い時間がかかったりすることがあります。

この記事では不動産売却で失敗しないための会社選びのポイントや注意点、高く・早く売るためのコツを解説します。記事を読めば信頼できる不動産会社を見極めるポイントがわかり、納得のいく価格で不動産売却が可能です。

不動産売却で失敗しないためには、複数の会社を比較検討し、実績や担当者の対応を見極めることが重要です。査定額の高さだけで判断せず、信頼できる不動産会社を選ぶことが、納得のいく売却へとつながります。

目次

売却で失敗しない|不動産会社の選び方5選

不動産売却で失敗しないために、査定資料や売却価格のグラフを比較して会社選びに悩む夫婦。

失敗しない不動産会社選びのポイントは以下の5つです。

  • 不動産売却の実績が豊富かどうか確認する
  • 売りたい物件の種別・エリアに強い会社を選ぶ
  • 査定額に明確な根拠があるかを見極める
  • 営業担当者の対応力・提案力をチェックする
  • インターネット広告など販売戦略が充実しているか確認する

不動産売却の実績が豊富かどうか確認する

不動産会社を選ぶ際は売却実績が豊富な会社を選びましょう。実績が多い会社は不動産の売却を成功させるためのノウハウを持っています。

不動産会社の売却実績を確認するには以下の点をチェックしましょう。

  • 公式サイトの成約事例
  • 売却件数・取引額
  • 取引事例の開示
  • 売却実績の開示

売却実績を確認すると信頼できる不動産会社を見つけやすくなります。

売りたい物件の種別・エリアに強い会社を選ぶ

不動産売却で地域に詳しい営業担当者が、地図アプリを使って周辺環境や物件の強みを女性に説明する場面。

不動産会社にはマンションの売却を得意とする会社もあれば、戸建てや土地の扱いに長けた会社もあります。まずは自分の物件と同じ種別の売却実績が豊富かどうかを確認しましょう。

地域の特性や将来性を理解している不動産会社を選ぶことも欠かせません。地域密着型の不動産会社はエリアの特性や相場を熟知しているため、適切な価格設定や効果的な販売戦略を提案してくれます。

査定額に明確な根拠があるかを見極める

不動産会社を選ぶ際は査定額の根拠が明確かどうかを確認しましょう。根拠のない高額査定は、売却活動中のトラブルにつながる可能性があります。

信頼できる不動産会社は査定額の根拠を以下のように説明してくれます。

  • 近隣の成約事例を提示してくれる
  • 物件の状態や立地条件を加味してくれる
  • 市場動向や将来の予測を伝えてくれる
  • 査定方法の詳細をわかりやすく明示してくれる

査定額の根拠を確認する際は、担当者が専門用語を使わずにわかりやすく説明してくれるかどうかも重要な判断基準です。質問に対して丁寧に答えてくれる不動産会社は信頼できるパートナーと言えます。

営業担当者の対応力・提案力をチェックする

豊富なデータや図解を用いて、不動産売却のコツや市場状況を誠実に解説する営業担当者。

営業担当者の対応力と提案力は不動産売却の成功に大きく影響します。実力のある営業担当者かどうかを見極めるには、以下の点をチェックしましょう。

  • レスポンスが早いか
  • わかりやすく説明してくれるか
  • 物件に合った売却戦略を提案してくれるか
  • 売主の事情や要望を理解してくれるか
  • 市場動向を的確に把握しているか

営業担当者とのやり取りを通じて信頼できる不動産会社かどうかを判断しましょう。売主の立場に立って親身に対応してくれる営業担当者を選ぶと安心して不動産売却を進められます。

インターネット広告など販売戦略が充実しているか確認する

不動産会社を選ぶ際はインターネット広告などの販売戦略が充実しているかどうかを確認しましょう。多くの人に物件情報を届けることで、より良い条件での不動産売却が期待できます。

不動産会社の販売戦略を確認する際は以下の点をチェックしましょう。

  • ポータルサイトへの掲載
  • 自社サイトでの発信
  • SNSでの発信
  • ポスティングやチラシの配布
  • オープンハウスの開催

不動産会社の担当者に具体的な販売戦略について質問してみるのもおすすめです。どのような方法で物件をアピールするのか、どのくらいの頻度で広告を出すのかなど、詳しく聞いてみましょう。

不動産売却時に重要な3つの選択

不動産売却で失敗しないための会社選びの判断。複数の不動産会社から提示された査定価格や提案資料を慎重に比較する様子。

不動産売却では、会社選び以外にも重要な選択があります。不動産売却の結果を左右する主な要素は以下のとおりです。

  • 不動産会社の規模の選び方|大手と地域密着型の違い
  • 売却方法の選び方|仲介・買取の違い
  • 媒介契約の選び方|3つの契約形態の違い

不動産会社の規模の選び方|大手と地域密着型の違い

不動産会社は自分の状況に合った規模の会社を選びましょう。大手の不動産会社は全国規模のネットワークと豊富な実績があります。大手不動産会社は広告宣伝力が高く、多くの買い手にアプローチできるため、早期売却が期待できます。取引実績が豊富で幅広い物件に対応できる点も大手不動産会社の強みです。

一方、地域密着型の不動産会社は地元の情報に詳しく、きめ細やかな対応に定評があります。地域密着型の不動産会社は、地域の特性を活かした販売戦略を立てられる点も魅力です。

大手と地域密着型のどちらを選ぶかは、物件の種類や売却の目的によって異なります。一般的にマンションや都市部の物件は大手、戸建てや地方の物件は地域密着型の不動産会社が向いていると言われています。

売却方法の選び方|仲介・買取の違い

不動産売却方法の選び方。仲介と買取の違いをフローチャートで確認し、自分に合った売却ルートを相談する男女。

不動産売却には主に仲介・買取の2つの方法があります。仲介・買取の違いは以下のとおりです。

仲介
不動産会社が買い手を探して売却する方法です。市場価格で売れる可能性が高いものの、売却までに時間がかかる可能性があります。
買取
不動産会社が直接物件を買い取る方法です。すぐに現金化できますが、売却価格は市場価格より低くなる傾向があります。

不動産の売却方法を選ぶ際は以下の点を考慮しましょう。

  • 売却までの期間
  • 売却価格の希望
  • 住宅ローンの状況
  • 手続きの複雑さ

自分の状況に合った媒介契約を選ぶことが、納得のいく不動産売却への第一歩です。

媒介契約の選び方|3つの契約形態の違い

不動産会社に売却を依頼する際は媒介契約を結ぶ必要があります。媒介契約には一般媒介契約・専任媒介契約・専属専任媒介契約の3つの種類があります。それぞれの契約形態の違いは以下のとおりです。

一般媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社に売却を依頼できる契約です。多くの会社に依頼できるので幅広い買い手にアプローチできます。
専任媒介契約
1社の不動産会社に売却を依頼する契約が専任媒介契約です。不動産会社は2週間に1回以上、売主に業務報告を行う義務があります。1社に絞ることで、きめ細やかなサポートを受けられます。
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約も1社に依頼する契約ですが、売主は自分で買い手を見つけられません。不動産会社は1週間に1回以上、売主に業務報告を行う義務があります。専属専任媒介契約では不動産会社が全面的に売却をサポートしてくれます。

媒介契約を結ぶ際には以下の点を考慮しましょう。

  • 売却までの期間
  • 売却価格の希望
  • 不動産会社との信頼関係
  • 売却のサポート体制

自分の状況に合った媒介契約を選ぶことで、スムーズに不動産を売却できます。

不動産会社選びの注意点4選

自宅のリビングで不動産の売却について悩む女性

不動産会社を選ぶ際は以下の4つの注意点があります。

  • 査定価格が高いだけで不動産会社を選ばない
  • 1社だけで決めずに必ず複数社を比較する
  • 売却前に自分で相場を調べておく
  • 契約の強要やしつこい営業をする会社は避ける

査定価格が高いだけで不動産会社を選ばない

不動産会社を選ぶ際は査定価格の高さだけで判断しないようにしましょう。根拠のない高額査定は不動産売却時のトラブルにつながるリスクがあるからです。

査定価格が高い不動産会社は魅力的に見えますが、実際にその価格で売れるとは限りません。契約後に価格を下げるよう要求されたり、売却までに時間がかかったりする可能性があります。

不動産会社を選ぶ際は、査定価格の根拠や担当者の対応力、販売戦略の充実度など、総合的に判断しましょう。

1社だけで決めずに必ず複数社を比較する

不動産売却で失敗しないために、1社だけで決めず、複数の不動産会社のパンフレットを並べて慎重に比較検討する様子。

不動産会社を選ぶ際は1社だけで決めずに複数社を比較しましょう。複数の不動産会社を比較すると適正な査定価格や信頼できる会社を見つけやすくなります。

不動産会社を比較する際は以下の点をチェックしましょう。

  • 査定価格の妥当性
  • 担当者の対応力
  • 販売戦略の充実度
  • 売却実績の豊富さ
  • 会社の信頼性

不動産会社を選ぶ際は3社以上に査定を依頼することをおすすめします。それぞれの会社の査定額や提案内容を比較することで、より良い条件で不動産を売却できる可能性が高まります。

売却前に自分で相場を調べておく

不動産売却を成功させるためには、売却前に自分で相場を調べておきましょう。あらかじめ相場を把握しておくと不動産会社が提示する査定額が妥当かどうかを判断できます。

不動産の相場を調べるには以下の方法があります。

  • 不動産ポータルサイト
  • 国土交通省のデータ(不動産情報ライブラリ)
  • 近隣の取引事例

相場を把握しておくと不動産会社が提示した査定額の妥当性を判断でき、より有利な条件で売却することが可能です。
» 家の売却相場を決定する要因と高く売るためのポイントを解説!
» 国土交通省「不動産情報ライブラリ」(外部サイト)

契約の強要やしつこい営業をする会社は避ける

不動産会社を選ぶ際は契約の強要やしつこい営業をする会社は避けましょう。強引な営業をする会社とは良好な関係を築きにくく、トラブルにつながる可能性があるからです。

信頼できる不動産会社は売主のペースに合わせて丁寧に対応してくれます。契約を急かしたり、しつこく連絡したりしてくる不動産会社は、自社の都合を優先している可能性があるため避けるべきです。

不動産会社を選ぶ際は担当者の対応や会社の評判を確認し、安心して任せられる会社を選びましょう。

不動産売却を依頼するまでの流れ

スーツ姿の若い男性が、資料をペンで指し示し、向かい側に座る男性に詳しく不動産売却の流れを説明している様子。

不動産売却を依頼するまでの流れは以下のとおりです。

  1. 住宅ローンの残債を確認する
  2. 必要書類を準備する
  3. 不動産会社に査定を依頼する
  4. 媒介契約を締結する

住宅ローンの残債を確認する

不動産を売却する際は、まず住宅ローンの残債を確認しましょう。ローンの残債を把握することで、不動産売却後のおおよその手取り額を把握できます。

住宅ローンの残債は金融機関から送られてくる返済予定表や残高証明書で確認してください。残債が売却価格を上回る場合は、自己資金で不足分を補う必要があります。

必要書類を準備する

不動産売却をスムーズに進めるには必要書類を事前に準備しておきましょう。不動産売却に必要な書類は以下のとおりです。

  • 登記済権利証または登記識別情報通知書
  • 固定資産税納税通知書
  • 住宅ローンの返済予定表
  • 建築確認済証・検査済証
  • 管理規約・長期修繕計画書(マンションの場合)

上記の書類は不動産会社との打ち合わせや売買契約時に必要になります。書類が見つからない場合は役所や金融機関、管理会社に問い合わせて入手しましょう。
» 初めての不動産売却|必要書類と集め方を初心者向けに解説

不動産会社に査定を依頼する

不動産売却において、担当者の丁寧なサポートを受けながら、重要な契約書類や査定依頼書に署名を行う場面。

より良い条件で不動産を売却するためには、複数の不動産会社に査定を依頼することが重要です。複数の会社に不動産の査定を依頼することで、適正な売却価格を把握しやすくなります。

不動産会社に査定を依頼する際は以下の点を確認しましょう。

  • 査定額に根拠がある
  • 近隣の取引事例を提示してくれる
  • 査定方法の説明がある
  • 査定額に妥当性がある

複数の会社に査定を依頼することで、各社の対応力や提案内容の違いが明確になります。
» 不動産査定の3つの種類と評価方法をわかりやすく解説

媒介契約を締結する

不動産会社を選んだら媒介契約を締結します。媒介契約は不動産の売却活動を正式に依頼するための重要な手続きです。不動産会社との媒介契約では以下の点を確認しておくと手続きをスムーズに進められます。

  • 契約形態(一般・専任・専属専任)
  • 契約期間
  • 仲介手数料
  • 販売活動の内容
  • 契約解除の条件

不動産会社と媒介契約を締結する際は契約内容を十分に理解してから署名・捺印しましょう。

不動産売却で少しでも高く・早く売るためのコツ

不動産売却で高く・早く売るためのコツ。内覧時の印象を良くするために、カーテンを開けて部屋を明るく整える様子。

不動産売却で高く・早く売るためのコツは以下のとおりです。

  • 清掃・整理整頓で物件の第一印象を良くする
  • 売却希望時期を明確にして不動産会社に伝える
  • 売れない場合は「買取」への切り替えも検討する

清掃・整理整頓で物件の第一印象を良くする

不動産売却を成功させるには、物件の第一印象を良くすることが欠かせません。物件の清掃や整理整頓を行うことで、買い手に好印象を与えられます。

物件の第一印象を良くするポイントは以下のとおりです。

  • 玄関や水回りを清掃する
  • 不要な家具や荷物を整理する
  • 照明器具を交換する
  • 壁や床を補修する
  • 換気をして空気を入れ換える

物件の第一印象を良くすることで、より好条件での不動産売却が期待できます。

売却希望時期を明確にして不動産会社に伝える

売却希望時期を明確にして不動産会社に伝える。要望を細かくヒアリングし、最適なスケジュールを提案するスタッフ。

不動産売却をスムーズに進めるためには、売却の希望時期を明確に定めておくことが必要です。希望時期を伝えることで、不動産会社と協力して売却活動を進められます。

売却希望時期を決める際に考慮するポイントは以下のとおりです。

  • 引っ越しの予定
  • 住宅ローンの返済状況
  • 不動産市場の動向
  • 家族の状況
  • 仕事の都合

売却希望時期を明確にすることで、スムーズな売却につながります。

売れない場合は「買取」への切り替えも検討する

不動産売却が長引く場合は「買取」への切り替えを検討することも選択肢の一つです。不動産会社が直接物件を買い取ってくれるため、すぐに現金化できます。

買取は売却価格が市場価格より低くなる傾向がありますが、早期売却が可能です。買取を検討する際は複数の不動産会社に相談し、条件を比較検討しましょう。

不動産会社の選び方は「比較」と「見極め」が売却成功のカギ

不動産会社の選び方が売却成功のカギ。信頼できるパートナーを見つけ、満足のいく不動産売却を完了させた夫婦。

不動産売却を成功させるには、信頼できる不動産会社を選びましょう。複数の会社を比較検討し、実績や担当者の対応力を見極めることが、納得のいく不動産売却へとつながります。

査定額の高さだけで決めるのではなく、総合的な視点で不動産会社を判断することも欠かせません。信頼できる不動産会社を選ぶことで、スムーズに不動産の売却が実現できます。
» 不動産売却の流れを完全ガイド|初心者でも失敗しない手順を解説

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この記事の監修者

売買・投資用不動産・賃貸仲介などを経験。数字や条件だけでなく、お客様一人ひとりの背景や将来設計を踏まえた提案、そして「相談してよかった」と思っていただける関係づくりを大切にしています。

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